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子安神社 (伊勢市)[こやすじんじゃ]
子安神社(こやすじんじゃ)は、伊勢神宮皇大神宮(内宮)の所管社。内宮の宮域内、宇治橋東詰から東に進むと衛士見張所があり、見張所付近に大山祇神社と並び鎮座する〔伊勢文化舎(2008):115ページ〕。 社名の通り、安産祈願に訪れる人が多い〔〔学研パブリッシング(2013):55ページ〕。 == 概要 == 三重県伊勢市宇治館町の伊勢神宮内宮境内に鎮座する〔宇治山田市役所 編(1929):16ページ〕。神路山の山裾にある〔。内宮の所管社30社のうち第30位である〔宇治山田市役所 編(1929):15 - 16ページ〕。安産を願って、神前に小さな鳥居が奉納されている〔伊勢文化舎(2008):116ページ〕〔。この鳥居は宇治浦田一丁目にある「俵田屋」で販売している〔伊勢文化舎(2008):119ページ〕。 社殿は玉垣に囲まれている。伊勢神宮の摂社・末社・所管社には通例、賽銭箱は置かれていない〔伊勢文化舎(2008):26ページ〕が、子安神社には賽銭箱が置かれている。社殿の手前には花の形をした手水鉢がある〔。その手前にあるのが子安神社、その奥にあるのが大山祇神社である〔。 祭神は木花開耶姫神(このはなさくやひめのかみ)〔。元は宇治館町の産土神であったとされる〔。大山祇神社の祭神・大山祇神(おおやまつみのかみ)の娘である〔。瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)の妻であり、猛火の中で3柱の子を出産したとされる〔〔。この神話から、安産、子授け、縁結び、厄除けの祈願が行われる〔〔。こうした世俗的な信仰を集める神宮所管の神社には、湯田神社・堅田神社・赤崎神社が挙げられる〔櫻井(1991):294ページ〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「子安神社 (伊勢市)」の詳細全文を読む
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